便秘外来

排便に問題を抱える方 詳細はこちら

いぼ痔(内痔核)や裂肛、痔瘻のほか、大腸がんなどの腫瘍性疾患が関わっている場合があります。特に、しばらく形のある便が出なくなっている場合や残便感といって排便後にも何度もトイレに行きたくなるが便が出ない場合にはすぐに受診してください。

便秘は食道から肛門までのケアを必要とします。腸は多数の自律神経を含む第2の脳として捉えられます。

朝は、直腸の運動が活発化します。この朝のビック・ウェーブを有効に排便に生かすには朝食を摂取することが重要です。食事で胃が拡張すると反射で直腸が収縮します。

また、刺激性下剤(センナ等)を毎日使用していると腸管の神経細胞がくたびれてしまい弾力のない腸管となる場合があります。原則的には、刺激性下剤は3日以上の間隔をあけて服薬するようにします。

便は、水分を含むと体積が大きくなり、肛門まで腸管内を効率的に運ばれるようになります。水分や食物繊維の摂取が基本ですが、薬物療法により効果的に便の水分量を増やすことが可能です。使用される薬剤は様々あり、酸化マグネシウム(マグミット)、ポリエチレングリコール(モビコール)、エロビキシバット(グーフィス)、リナクロチド(リンゼス)、ルビプロストン(アミティーザ)などがあります。便中の水分の増加だけでなく大腸の運動を改善させる効果や腹痛を軽減する効果もあり、患者さん毎に個別に選択することになります。

その他、腸内フローラを整える腸活により、便秘だけでなく下痢などの便通異常を改善させることが期待できます。約100兆個の腸内細菌が腸内環境を形成しています。この腸内環境は腸内細菌叢(腸内フローラ)と言われます。
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