尿検査を受けたい 何か注意事項はあるか?
尿路のどこに異常があるかによって、採尿の方法が変わってきます。
当院における尿検査のながれ
①診察室または受付にて、お名前の書かれた検尿カップを受け取ります。
②受付の後方に多目的トイレ(小便器・暖房便座)または女性用トイレ(暖房便座)内にて採尿します。
③トイレの尿は流してください。
④スリガラス戸を開けて採尿台に検尿カップを置いてください(尿が出なかった場合も採尿台に検尿カップを置いて返却ください)。
⑤トイレ内の手洗い、ペーパータオルをご利用ください。目などに触れると感染の危険があります。
⑥待合室にて席にかけてお待ちください。検査結果が説明可能となりましたら、診察室にご案内いたします。結果報告書(一般定性検査・顕微鏡検査)をお渡しします。
⑦外部の検査機関に提出する場合には、後日、再診いただく必要があります。身体診察が不要な方の場合には、電話再診をご利用いただけます。※電話再診では、診察終了後の決められた時間に当院までご連絡いただきます。医師が出るのでお名前をフルネームでお伝えください。プライバシーに配慮し、原則、当院から患者様への電話連絡は行なっておりません。事前に費用が発生します(現金、250円程度)。
検査結果報告までの日数の目安
・淋菌・クラミジア・マイコプラズマ ジェニタリウム・トリコモナスのPCR検査:3営業日
・細胞診検査:3-5営業日
・細菌培養検査・薬剤感受性試験:7日間程度
◾️中間尿:排尿開始後、最初の尿を便器に出してから採取する尿
中間尿が反映しやすい部位:膀胱・腎臓・腎盂・尿管
疑われる疾患:膀胱炎、腎盂腎炎、無症状の細菌尿、糸球体腎炎、間質性腎炎、尿路結石、膀胱癌、腎盂・尿管癌
◾️初尿:排尿開始直後の尿(最初の10〜20ml程度)※検査直前の排尿により検査結果が正常に近く判断されてしまうことがるため、初尿の検査前1〜2時間程度は排尿しないようにご準備ください。頻尿の症状がある方は無理しないようにしてください。
初尿が反映しやすい部位:尿道・外尿道口・前立腺(男性の場合)
疑われる疾患:性感染症、前立腺炎、外尿道口炎、尿道出血



