巻き爪、陥入爪、足の指先の痛み
- 当院では巻き爪や爪が皮膚に棘のように刺さることで皮膚に炎症を来した陥入爪に対して、30Gという細い針を使用して局所麻酔による指先のブロック麻酔を行なって手術治療しています。陥入爪の初回発症の方には、簡単な爪の楔状部分切除を選択しています。症状を繰り返している爪には、爪の生えてくる爪母と言われる爪の根元部分の切除を伴う術式を選択します。手術前に足湯で爪を柔らかくした後に、1%キシロカイン1.0mlによるブロック麻酔により速やかに鎮痛が得られます。計画された範囲の爪を切除します。手術当日は、患側の下肢はできるだけ心臓よりも上に挙げて腫れを抑えます。包帯を巻くのでスリッパをご準備してお越しください。術後に何度か処置のために受診していただきます。