排便時の出血

  • 排便時の出血がある場合、排便時の痛みを伴うこともあります。赤い血液がトイレットペーパーにつく、便器の水が赤くなることまであります。赤黒い便が出ているかどうかも重要な症状です。このような場合は、肛門から直腸に問題があることが多く、多くの場合、肛門鏡や直腸鏡による検査により診断が得られます。明らかな急性裂肛や血栓性外痔核では肛門痛のため肛門鏡の挿入を控えて、鎮痛などの治療を優先します。通常、1−2週間で自覚症状の改善が認められます。